健康診断で、上の血圧は正常なのに下だけ高いと言われた
家で測ると、いつも下の血圧が90以上ある
血圧の「下が高い」状態は、比較的若い世代にも見られ、気になっている方が多い状態です。
上の血圧ほど注目されにくいのですが、放置しないほうがよいサインの一つです。
このページでは、下の血圧が高くなる原因やリスク、対策についてわかりやすく解説します。
血圧の「上」と「下」とは
血圧には2つの数値があります。
- 上の血圧(収縮期血圧)
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心臓がギュッと縮んで血液を送り出すときの、血管にかかる圧力です。
- 下の血圧(拡張期血圧)
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心臓がゆるんで血液をため込むときの、血管にかかる圧力です。
一般に、診察室での血圧が140/90mmHg以上(家庭では135/85mmHg以上)で高血圧とされます。つまり、上が正常でも下が90以上(家庭では85以上)あれば高血圧に該当します。「下だけだから大丈夫」ではないのです。
下の血圧が高くなる主な原因

- 若い世代・働き盛りに多い傾向
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下の血圧の上昇は、比較的若い世代や働き盛りの方に見られやすいとされています。
- 生活習慣の影響
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塩分のとりすぎ、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足などは、血圧を上げる代表的な要因です。
- 末梢の血管の状態
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下の血圧には、細い血管の抵抗が関わっています。生活習慣などの影響で血管に負担がかかると、下の血圧が上がりやすくなると考えられています。
放置するとどうなる?
「上は正常だから」と放置されがちですが、下の血圧が高い状態も、血管に負担がかかっているサインです。高血圧を放置すると、動脈硬化が進み、将来的に心臓や脳、腎臓の病気のリスクにつながることが知られています。
また、下の血圧が高い方は、年齢とともに上の血圧も高くなっていくことがあるため、早い段階からの対策が大切です。
自分でできる対策

下の血圧を下げるための基本は、生活習慣の見直しです。
- 減塩を心がける(麺類の汁を残す、加工食品を控えるなど)
- 適正体重を目指す
- 適度な運動を続ける(ウォーキングなどの有酸素運動)
- 飲酒を控えめにする、禁煙する
- 睡眠をしっかりとり、ストレスをためない
あわせて、家庭での血圧測定を習慣にしましょう。朝と夜、毎日同じ条件で測って記録すると、自分の血圧の傾向がわかり、受診時にも役立ちます。
こんなときは受診を
次のような場合は、循環器内科への相談をおすすめします。
- 家庭血圧で、下の血圧が85以上の日が続く
- 健診で繰り返し血圧を指摘されている
- 生活改善を続けても下がらない
- 頭痛・めまい・動悸など気になる症状がある
血圧の状態や背景を確認したうえで、生活指導や必要に応じた治療をご提案できます。「下だけだから様子を見よう」と放置せず、一度ご相談ください。
まとめ
血圧の「下が高い」状態は、上が正常でも高血圧に該当することがあり、血管に負担がかかっているサインです。減塩・運動・体重管理などの生活改善が基本ですが、続く場合は確認が大切です。
健診や家庭測定で下の血圧が気になった方は、循環器内科にご相談ください。

